美味しいブランチを食べて足取りも軽く、皇后大道中(クイーンズロード)から花園道(ガーデンロード)を辿ってピーク・トラムの乗り場へ向かう。

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ピーク・トラムは、昨晩100万ドルの夜景を眺めたヴィクトリア・ピークへ登るケーブルカーだ。夜景もいいが明るいときの眺めも見ておきたいということで、再び山頂を目指す。料金は往復でHK$33だ。

そして乗車待ちの長い行列に並んでいると驚愕の事態が!

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なんと!幸運にも仕事でこちらを訪れていたジャッキー・チェンに遭遇!!


・・・というのは冗談で、蝋人形が笑顔で歓迎してくれる。ちなみに山頂には蝋人形館があるので、その宣伝ね。

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ガタゴトと揺られて約8分で山頂に到着。

今日は昨日混雑のため入れなかった展望台から香港の景色を眺める。

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高層マンションの多さに驚くが、夜の煌びやかな眺めとは違って、なんとも無機質で現実的な風景だ。これもまた香港なのである。


2006.11.30 いざ香港島へ
香港2日目は、ハリキッテ朝から出かける。

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朝は夜とは打って変わって人通りが少ない。
旅行に行くと地元のスーパーに行きたくなる僕は、廣東道(カントンロード)にあるウェルカム(惠康)というスーパーに入る。

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スーパーマーケットは漢字で「超級市場」って書くのかぁ・・・って、そのまんまじゃんかYO!

店内は、見慣れた商品が漢字表記だったり、惣菜売り場がほとんどないことを除けば、日本のスーパーとなんら変わらない。

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日本ではCMも見かけなくなった「出前一丁」がかなりの売り場を占めている。香港のベスト・オブ・インスタントラーメンかもしれない。

一通り店内を見回した後は廣東道を南下してフェリー乗り場へ向かう。

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ここから出ているスターフェリー(天星小輪)で、僕たちがいる九龍半島から香港島の中環(セントラル)へ渡る。海の向こうに香港島の高層ビル群が見える。

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料金は1等の2階席がHK$2.2、2等がHK$1.7。ここは贅沢に(とは言っても格安だが)1等で行く。

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わずか10分程度の船旅だが、気分はサイコーだ。

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あっという間に中環に到着し、いよいよ香港島を散策する。


ハーバープラザの『ホイ・ヤー・ヒン(海逸軒)』で広東料理に舌鼓を打った後、再びバスに乗り込みビクトリアピークを目指す。

途中バスは、アバディーン(香港仔)の水上レストランを観るために、バスの車庫のようなところに寄る。何もこんなところで観なくてもというような場所だが、ライトアップされた水上レストランがそこそこ良く見える。

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さて、いよいよバスはビクトリアピークを目指して山道を登るわけだが、途中いくつもマンションが建っており、ガイドの話によるとけっこうな高級マンションらしい。
山頂が100万ドルの夜景だとすれば、中腹は50万ドル、上に行くほど高値になる夜景が自宅から毎日眺められるとすれば、住みたい人もそりゃあいるわなと独り納得する。

山頂にはレストランやショップの他、蝋人形館まであり、この日も多くの人で賑わっていた。
そして人混みを押し分けるようにして眺めた景色は確かに100万ドルであった。

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眼下には香港島が、そしてその先には九龍半島が煌びやかに輝いている。明日からは、この聳え立つビルの間を気が済むまで徘徊するのだ。


相方の家族旅行に招待され、生まれて初めて香港の地を踏む。

玄関口である香港チェクラップコック空港までは成田から5時間弱だ。

2006_11_23香港01

ここからはバスでホテルまで移動。
窓の外の景色を眺めているうちに、僕たちツアー客を乗せたバスは九龍に入り、それぞれのホテルで客を降ろしていく。そしていよいよ、今回僕たちの香港での拠点となる『ルネッサンス・カオルーン・ホテル』に到着。
ガイドに案内されるまま、写真を撮る暇もなくチェックインし、部屋に荷物を置く。このあと夕食と夜景観賞に連れて行ってくれるバスが迎えに来るので、それまで少々時間を潰す。

日が暮れた頃、到着した送迎バスに乗ってホテルを出発。バスは途中他のホテルに立ち寄ってはツアー客を拾い、本日の夕食を食べるハーバープラザに到着したときにはすっかり暗くなっていた。
ここハーバープラザは、かの江沢民が泊まったこともあるホテルとのことで、けっこう豪華な造りだ。

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ハーバープラザの中にある『ホイ・ヤー・ヒン(海逸軒)』が本日の夕食の会場だ。

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かつて新宿は百人町に店を構え、ラーメンの具に燻製という調理法を取り入れるという斬新な発想で注目を浴び、行列店として知られていた店『竈(かまど)』。
しかし気付けば、21世紀の新たなラーメンブームの波に乗って乱立する新店の影で、いつしか表舞台からすっかり姿を消してしまっていたように思われた。

それが最近になって、『空海』とのコラボレーションという形で池袋と渋谷に『竈@空海』を出店し、にわかにその動向が気になり始めていた矢先、会社の近くで偶然出店のための内装工事をしているところに出くわし、新店オープンの情報を入手する。
一度も行ったことのない店だったし、これは行くしかないということで早速訪問してみた。

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11月20日にオープンしたばかりとあって、店先にはまだ花が飾られている。

券売機で「くんたまラーメン(750円)」の食券を買い、サービスの中盛無料券と一緒に店員に渡す。
席に通されると、水と一緒に「お楽しみチケット」なるものを手渡された。

2006_11_22竈02

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どうやら集めると色々なものと交換できるようだが、竈のロゴ入りTシャツやウインドブレーカーなど欲しい人がいるのだろうか?

さて、オープン間もないために店員が不慣れだったのか、座席数と厨房のバランスが悪いためなのかはわからないが、出て来るまでけっこう待たされた「くんたまラーメン」。

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食欲をそそる香りはしない・・・。
スープの味はというと“?”といった感じ。以前僕の友達が食べた感想を述べていたが、まったくその通りだと思った。
「くんたま」は燻された香りがついて面白い味になっているが、僕は通常の味付け卵の方が好きだ。
美味しいと思ったのはチャーシュー。崩れるほど軟らかく、燻製の風味も感じられる。

まあ食べ物は人それぞれ好みがあるので一概に批評は出来ないが、残念ながらここのラーメンは僕の好みではなかった。


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竈 新宿西口店

築地場内の『仲家』で海鮮丼を平らげ、今度は場外へ向かう。

寒い時期に築地に来ると必ずある店に寄るのだが、それは海鮮丼を食べた後でも例外はない。

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その店というのはもんぜき通りにある『井上』だ。

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メニューは「中華そば」一本と潔い。おそらく場外一の行列店だ。

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人一人が立つのが精一杯という狭いスペースで、大量の注文を黙々と捌いていく。
手前にあるチャーシューは黒豚のモモ肉を使用したもので、これが一人前に5、6枚乗る。

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そしてこれが「中華そば(600円)」だ。

スープはゲンコツと昆布からとったすっきりとしたスープだが、豊かなコクがあり旨い。“魔法の粉”が大量に投入されているが、そんなことは気にしてはいけない。
麺は細く縮れたもので、スープとの相性がいい。
チャーシューは味付けが控えめで、肉本来の味をしっかり感じることができる。噛むほどに美味しさが広がる。
また、ネギと共にカイワレが添えられているのだが、このカイワレの辛さとほろ苦さが非常に良いアクセントになっている。このスープには絶対に欠かせないトッピングだ。

そして何より、外で立って食べるからこそ旨いのだ。まぶしい陽射しと冷たい外気の中で啜るラーメンは最高だ。
また、ラーメンを啜る僕の後ろを車がガンガン走っている。このダイナミックなシチュエーションもここでしか味わえない。ある意味オンリーワンの味だ。

さて、朝から2軒連食しさすがに満腹になる。
食後は美人の店員さんがいる『ヨネモトコーヒー』に向かう。今日は残念ながら“昔の美人”さんしかいなかったが、コーヒーは変わらず美味しい。
ホッと一息ついて、ちょっと贅沢な朝は終了したのだった。

2006_11_18ヨネモトコーヒー01



数日前から海鮮丼が食べたい気分だったので、こういうときこそとばかりに築地に出かける。

いつもの土曜より早起きだったのでうっかり電車で寝過ごし、一駅先の勝どきから引き返す形での到着となってしまったが、地上に出ると天気は快晴、場内も活気に満ちており、すっかり眠気も吹き飛ぶ。

土曜の魚がし横丁は外国人も含め観光客でごった返しており、“プロが食べに来る店”というイメージとは遠くかけ離れている。特に寿司、海鮮丼といった生の魚を扱う店は、築地という言葉が持つイメージとマッチするためかどこも一杯だ。まあ、そういう僕も生魚を食べに来ているわけだが・・・。

さて、場内でどんぶりといえば『仲家』。雑誌などに掲載される事の多い店で、土曜は並ばないと入れない店になっている。でも客の回転が良いためそれほど待たない。

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2006_11_18仲家02

店先にどーんと置かれた写真が一際目を引く。

人気メニューの「うに・いくら・なかおち丼」と「海鮮丼」のどっちにするか悩んだが、結局色々な魚が食べれる「海鮮丼」に決めた。

店内での写真撮影はお断りとのことだったので、海鮮丼の写真は無いが、なかおち、いくら、イカ、タコ、小肌、ブリ、ホタテ、カニ、甘エビが乗っていたと記憶している。一杯でこれだけの魚が食べられるのはうれしい限りだ。
味はというとさすがは人気店だけあって美味しい。とはいっても調理するわけではないので仕入れがすべてだが、仲卸をやっているだけあって目利きは確か、いいものを安く提供できるというわけか。
この日は特に甘エビが良かった。かなり大きく、今年社員旅行で加賀に行ったときに食べたものより美味しかった。なんか複雑・・・。

5分で食べて、ようやく海鮮丼モードもOFFになったところで、次は場外なのだ。


11月なのに暖かい日が続くなあと思っていたら、ここのところ急に寒くなってきた。
寒くなると暖かい出汁を啜りたくなるのだが、最近ラーメンと蕎麦を食べる機会が多かったので、最後に残ったうどんを食べることにする。

やってきたのは会社から歩いて15分ほどのところにある『東京麺通団』。

2006_11_15東京麺通団01

讃岐うどんの良さは「早い・安い・旨い」というところであり、だからこそ東京でも爆発的に広まったわけだが、その中でもここは名の知れた店であり、讃岐うどんブームの火付け役といってもいいだろう。

はじめに好みのうどんと大きさを伝えて受け取り、次に天ぷらやおにぎりなどを取って会計、というセルフスタイルは他の讃岐うどんの店と同じだ。

僕は「ぶっかけ」が好きなのだが、今日は暖かい出汁を啜りに来たので「あつかけ」にする。ここは「あつかけ」の出汁は自分で注ぐシステムなので、たっぷり目に注ぐ。

2006_11_15東京麺通団02

付け合せは「ゲソ天」と「ちくわ天」をチョイス。

早速うどんを啜ると・・・

!?

コシがない・・・。

讃岐うどんの命であるあのムチムチした食感がないのだ。熱い出汁に浸ってるから多少は軟らかくなっても仕方ないが、さすがにテンションが下がる。
それじゃあ出汁はというと・・・いりこの風味も弱い・・・。


どうした!?東京麺通団!!!


次からはやっぱり「ぶっかけ」にしよう、寒くても。
ちなみに天ぷらは美味しかったです。



2006_11_15東京麺通団03

讃岐うどん大使 東京麺通団


秋だ。

僕にとっての秋はやっぱり“食欲の秋”なわけだが、一年中食欲旺盛なので秋だけ特別扱いということはない。
でも秋は美味しい食べ物が多く、そういった旬の食べ物を食べるとなんとも幸せな気分になれる。春夏秋冬それぞれ旬の食べ物があるが、僕たちが一番多く旬の食べ物を思い浮かべることが出来る季節はやっぱり秋なのではないだろうか?

さて、外出した折、秋らしいものでも食べようかと考えていると、“秋の食材を使ったラーメン屋”にまだ行っていないことを思い出した。
ということで早速店に向かう。

2006_11_12生粋01

『創新麺庵 生粋』は池袋駅西口から歩いて約7分のところにある。店内はカウンターのみで、ちょうど昼時の訪問だったこともありすべて埋まっていた。

最初の訪問なのでベーシックに「正油そば」の食券を買い、店内で少し待つ。待っている間にもどんどんお客さんが入ってくる。なかなかの人気だ。

しばし待って席に着き、出てきた一杯がこちら。

2006_11_12生粋02

正油そば(650円)

見た目は普通のラーメンなのだが、なんとこのラーメンには秋の食材の代表格“秋刀魚”が使われている。
ではどこに使っているのかというと、それはタレ。
千葉県の千倉漁港から直送された秋刀魚を塩焼きにし、ワイン、紹興酒、その他数種の素材をたまり醤油に漬け込んで作っているらしいことが、店内にあるチラシに書いてあった。

たしかに香りも秋刀魚全開、スープを口に含んでも秋刀魚全開、とにかく秋刀魚が強烈に主張してくる。そのため好き嫌いの分かれる味かもしれないが、僕は旨いと思った。
もはや秋刀魚を使ったラーメンというよりは、立派な秋刀魚料理だ。トッピングのチャーシューも厚みがありかなり旨いが、代わりに“秋刀魚のつみれ”でも入っていたらもっと面白いのにと思った。秋限定でやってくれないかな?

ともかく、ラーメンと秋刀魚どっちも食べたい時(どんな時だ?)には超おススメのお店だ。
「行くのはちょっと・・・」という人は、市販の醤油ラーメンに、秋刀魚の缶詰の汁を入れればけっこう近いものになるような・・・。今度やってみるかな。



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創新麺庵 生粋

四ツ谷のメインストリートとも言うべき「しんみち通り」には様々な飲食店が軒を連ねており、特に居酒屋はかなりの充実振りだ。どことなく“お父さんの町”といった雰囲気が漂っているものの、赤提灯に混じってオシャレな店もチラホラ見かける。
夕方陽が落ちてから通りを歩くと、なんだかお酒が飲みたい気分になってくるのは、この町が持つ魔力のせいだろうか?

そんな「しんみち通り」には、路麺好きには知られた名店『政吉そば』がある。

2006_11_09政吉そば01

僕は今回が初めての訪問なのだが、以前からずっと行きたいと思っていたので、カメラを持つ手にも力が入る。

ここは「小海老天そば」が有名らしいことはすでに下調べ済みだったのだが、券売機の前で(温)にするか(冷)にするかで迷ってしまう。寒くも暑くもないこの季節はしばしばこういう事が起こるが、悩んでいるとちょうどこんなものが目に留まった。

2006_11_09政吉そば02

最優秀賞受賞の写真は(冷)だ。よって(冷)に決定。

食券をカウンターに出すと「今から蕎麦茹でますので」とのこと。ラッキーだ。心の中でガッツポーズをする。なぜなら回転が命の路麺店において、蕎麦は基本的に茹でおきであり、茹で立てが食べられるかは運任せだからだ。(中には注文を受けてから茹でる店もあるだろうし、この店もそうなのかもしれないが・・・)

壁一面に所狭しと貼られた、この店を紹介した雑誌や新聞の記事を眺めながら少々待つと、店の奥から出来上がりを知らせる声がかかる。

2006_11_09政吉そば03

小海老天つけそば(480円)

さっきの写真そのまんまである。

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温かいつけ汁の中に小海老天が5尾入っている。海老はプリプリとしており、濃い目のつゆを含んだ衣と相まってなんとも旨い。

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さすがは茹で立て。歯ごたえ喉越し共に通常の蕎麦屋と遜色ない。一気呵成に啜って完食。

やはり最優秀賞受賞は伊達ではない。是非ともまた来たい店だ。
しんみち通りで飲んだ帰りに、この店の蕎麦で締めというのもいいかもしれない。


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政吉そば


最寄り駅のひばりヶ丘に『二郎』が出来て以来、頻繁に“二郎切れ”を起こすようになってしまった。

以前は月に1回程度のペースで禁断症状を起こし、その都度池袋か歌舞伎町の二郎に通っていたのだが、自宅から歩いて行けるところに、しかも池袋や歌舞伎町よりウマイ二郎が出来ちゃったもんだから、そりゃあ行きたくもなっちゃうのだ。

この日も二郎切れを起こしたので会社帰りに行ってしまう。
夜に食べてはいけないほど高カロリーなことは疑いようがないが、「我慢して他の物をガツガツ食っても良くないから、食べたいときに食べた方がいいよ」などと、心の中で都合のいい言い訳をしながら列に並ぶ。

待つこと30分で入り口付近の席に座る。外からの冷たい風が当たるので、汗っかきの僕にはかえってありがたいポジションだ。

麺が茹で上がると、いつものように吉田さんから「小ブタの方、ニンニク入れますか?」と訊かれ、「ニンニク無しでヤサイ増し増し」と返す。さすがに今日は“アブラ”コールは我慢する。

そしてお待ちかねの一杯のお出まし。

2006_11_07ひばりヶ丘二郎01

小ブタ(ヤサイ増し増し)

山盛りのヤサイでブタが見えない。雪崩に注意しながらヤサイを崩し、麺への突破口を確保したところでスープを一口啜る。

ウマーーーーーーーーーーーーーーーイ!!!

適度な乳化、カネシの主張もほどよい。身体に染み渡る。

しかし、麺を掬い上げたときに違和感を覚えた。「あれ?いつもより麺黄色くね?」
二郎の麺はもっと黒っぽかったような・・・。なんかいつもより色が鮮やかなのだ。そして食べてみると、その思いはさらに強まった。
僕は自分で麺を打ったりするが、その打ちたての味に似ているのだ。そして一晩寝かせた麺は少し黒ずむ傾向があった。
そういえば、さっき待ってるときに、吉田さんが店の奥の倉庫みたいなところから麺を出してきたことを思い出す。ひばりヶ丘二郎は店内で麺を打つのだが、おそらく用意していた麺が底を尽き、寝かせてあった麺を出さざるを得なくなったのではないだろうか?まあこれはあくまでも僕の推測であり、そもそも麺もいつも通りなのかもしれないが・・・。
いずれにせよ旨いことに変わりはないので問題ない。

厚切りで軟らかいブタも最高で、もう一心不乱に食べ進む。
あっという間に完食し、二郎チャージ完了なのだ。


2006_11_07ひばりヶ丘二郎02

ラーメン二郎 ひばりヶ丘駅前店


ラーメンマニア以外の人でも知っている(と思われる)新宿の『麺屋武蔵』。ラーメン激戦区となって久しい小滝橋通りにあって、休日は今でも長蛇の行列が絶えない人気店だ。

僕は数年前に一度行っただけで、もはや味の記憶も薄れているが、1時間ほど待ったことだけは覚えている。まあそれ以来リピートしていないということは、僕を惹きつける味ではなかったとも言えるのだが・・・。

店は僕の職場から徒歩15分ほどだから、昼休みに行けなくもない。
あれからずいぶんと経ち、僕の好みも変わったし、『武蔵』の味もきっと進化しているだろうから、久々に試してみようという気になったので、いつもより少し足を伸ばす。但し並んでいたらアウト。ちょとした賭けだ。

11時50分頃店の前に到着。行列はない。賭けに勝った・・・と思ったら、暖簾の先に店内で15人ほど待っている。今さら戻れないので覚悟を決めて並ぶと、回転がいいのでどんどん僕の前の客が減っていき、思いのほか早く席に着くことができた。

内装は茶色を基調とした凝った造り。厨房も広めに取ってある。今でこそあたりまえになったが、ラーメン屋がどんぶりの外の部分、つまり店の内装や食器、ユニフォームなどにも気を使うようになったのはこの店の成功がきっかけだろう。

さて肝心のら〜麺はどうだろうか。

2006_11_06麺屋武蔵01

ら〜麺(こってり)

目の前に置かれた瞬間から節系のいい香りが漂う。Wスープだが魚介の方が圧倒的に強い。『武蔵』の代名詞「サンマの煮干」もこの味を構成する一部になっているのだろう。主張が強いのは鰹節(と思われる)で、酸味すら感じられるほどだ。それがこのスープに独特の切れ味をもたらしているように思う。
厨房を覗くと、魚介スープは風味が飛ばないように湯煎して保温しているあたりは流石は『武蔵』といったところか。

麺については、以前はやや平打ちの喜多方ラーメンを思わせるものだったと記憶しているが、現在は中太のフワフワした食感の麺になっていた。
で、この麺が非常に秀逸。表面はフワフワとしているが、真の部分はしっかりコシがある。2層になっているのだろうか?啜るとツルツルと滑らかで、口に入れた後の舌触りが心地よい。

肩ロースを使用したチャーシューは、適度な厚みがありながらも箸で持てないほど軟らかく、肉の味もしっかりと残っている傑作だ。文句なしに旨い。

余談だが、面白かったのが麺の湯切り。
「よいや!セイッ!ヨイショー!!」と掛け声を掛けて湯を切っていた(正確にはなんといっているのかわからないが、僕にはこう聞こえた)。しかも「ヨイショー!!」のところは店員さんみんなで合唱。
『中村屋』の天空落とし、『鏡花』の華厳の滝、『二天』のツバメ返しなど湯切りのスタイルも色々あるが、動きではなく声というのは珍しい。ショー的な要素を組み込むことも、売れるためには必要かもしれないが、でもちょっとうっとうしいと感じるのは僕だけではないはずだ。

さて本題に戻って、食べた感想としては、それぞれのパーツが優秀で、かつバランスも取れているすばらしい一杯と評することが出来る。
だが何故だろう、また食べたい、もっと食べたいという気が起こらない。原因は自分でもわからない・・・。

興味のある方は自分で試してください。平日昼ならそれほど待ちませんので。


2006_11_06麺屋武蔵02

麺屋武蔵


練馬にある焼きとんの『四文屋』。僕の超お気に入りの店だが、ここのところご無沙汰だったので3連休の初日に久々に訪問する。

2006_11_03四文屋01

ご覧の通り店には外気を隔てる壁がない。まさに屋台の風情だ。そこが僕が気に入ってるところの一つでもある。
着いたのは夕方の5時半頃だったのでまだまだ席は空いている。お気に入りのカウンターの端っこに陣取り、今日は熱燗からスタートする。

2006_11_03四文屋03

6時前から飲むなんて贅沢だなぁなどと思っていると、すでに会計を済ませて店を出る猛者もいる。

2006_11_03四文屋02

メニューは焼きとんがメインで、どれも1本100円と安い。レバ刺しも焼くか焼かないかの違いだけなので100円。鮮度がいいからこそ出来る業だ。
他もすべて安い。一番高い「煮込豚足」でも450円だから、会計を気にせず飲めるところが嬉しい。

会社の先輩からランチのお誘いがあり、店は好きなところでいいとのことだったので、悩んだ挙句住友三角ビルの52階にある『スパッカナポリ』をリクエストする。
ずいぶん前にテレビで見かけてからずっと行きたいと思っていたのだが、基本的に昼は“お独り様”なのでなかなか行けずにいた。

2006_10_31スパッカナポリ01

開店時間直後ということもあり、店の中はまだまだ空いている。
窓際の席に通されたのだが、さすがは高層階、眺めは申し分ない。

3人で来たので、ピッツァランチ2つとパスタランチ1つにし、取り分けて食べることにする。ピッツァランチ(1200円)にはスープとドリンク、パスタランチ(1000円)には前菜と自家製フォカッチャが付く。
ピッツァは3種類の中から好きなものを選ぶことが出来、しかも曜日によって選べる種類も違う。今回は初めてということもあり、基本の「マルゲリータ」と「ポモドレビアンコ」をチョイス。
パスタはペンネ、スパゲッティ、リングイーネの3つからリングイーネを選ぶ。この日のリングイーネは「ツブ貝と小松菜のオイルソース〜シナモン風味〜」であった。

2006_10_31スパッカナポリ02

2006_10_31スパッカナポリ03

2006_10_31スパッカナポリ04

石窯で焼かれたピッツァは予想よりかなり大きい。女性一人では食べきれないほどのサイズだ。
どちらもシンプルだが、チーズとトマトのバランスが良く美味しい。生地はけっこうしっかりとした厚みがあり、モッチリとしている。焦げた部分が香ばしい。

2006_10_31スパッカナポリ05

リングイーネも塩味のさっぱりした味付け。ツブ貝の歯ごたえと磯の香りが良く、その奥にシナモンの風味がかすかに感じられる。

どれも美味しかったが、ピッツァのボリュームが凄いのでかなりお腹が一杯になる。もっと小さくして1000円にしてくれたらいいのに。

食べ終えると、店員さんがキウイのソルベを持ってきてくれた。なんでも先着30名にサービスとのことで、思いがけず得してしまった。

2006_10_31スパッカナポリ06

またこのソルベが美味しかった。キウイの味が非常に濃い。
しっかり別腹に納めてランチ終了。

お会計は、先日僕が誕生日を迎えたということで先輩にゴチになってしまった。いやはや感謝です!


2006.11.01 秋の味覚
秋である。

秋になると様々な果物がスパー等に並ぶ。その中の一つが柿である。

2006_10_28柿タルト01

この色が秋を感じさせる。奥の方は数日前に買って追熟させたもの。手前は今買ってきたもの。こんなにも色が変わるのだ。当然赤い方が甘い。

このまま食べてもいいのだが、ひと手間加えて秋のスイーツでも作ってみることにする。

2006_10_28柿タルト02

柿のタルト

初めて作ったにしては我ながら上々の出来栄え。
若い方の柿はバターと砂糖で軽く煮て、生地の中に入れてある。熟した方の柿はフレッシュなまま最後にトッピングしてみた。

次回への改善点としては、タルト台はもう少し薄くつくることと、もう少し下焼きの時間を短くすること。アーモンドクリームを入れたあとの焼き時間も短くすること。
これでもっと美味しくできるはずだ。

それにしても自分でお菓子を作るとわかるが、バターと砂糖こんなに使ったら、そりゃあカロリー高くなるわなぁって感じ。お菓子を食べるのが少し怖くなる。