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2007.05.29
メニューはしっかり見ましょうね (丸長@勝田台)
今年惜しまれながら閉店した東池袋『大勝軒』は、そのルーツを遡ると荻窪の『丸長』という店に辿り着く。この『丸長』という店は、いわゆる「つけ麺」を語る上では欠かせない存在であり、また同名の暖簾分け店を各地で見られるほどの一大勢力でもある。
千葉県の京成勝田台駅にも『丸長』はあるが、その店構えはラーメン屋というよりは“町の中華料理屋”といった感じで、しかも相当年季が入っている。

店内は地元の常連と思わしき人でいっぱいだが、なぜか不思議な静けさに包まれており、聞こえてくるのは厨房内の調理の音と、客が麺を啜る音だけである。
テーブル席についてメニューに目を通し、「こいくちつけそば(650円)」の大盛(+100円)を注文する。
「つけそば」は、食べ始めは良いが後半から終盤に向かってつけ汁が薄まって来るので、濃い目の方が具合がいいと思ってのチョイスだったが、それが早合点によるミステイクだったと言うことに気付いたのはオーダーしてしばらく経ってからのことだった。
『丸長』のつけ汁は、一般的なそれと比べて甘味と酸味がより強調され、加えて胡椒を中心とした独特のスパイスがピリッと効いた仕上がりになっているのだが、「こいくちつけそば」はそのスパイスをかなり強めに効かせたものだったのだ・・・。
よく見なくてもメニューにしっかり書いてあるじゃん、なにやってんだ俺・・・。
僕は香辛料の類が苦手というか、体質的に過剰反応するので避けている。どうも舌が感じるかどうかは問題ではなく、成分を含有していれば滝のように汗が流れるというようにプログラムされているようなのだ。
でも「参ったなあ」なんて思った頃にはもう出来上がってたりするから、ここは行くしかないのである。


これが問題のつけ汁。特に唐辛子的赤さもないので、秘めたる凶暴さには気付かない。

かなり山盛りの麺は表面がつるりと滑らかで、モチモチとした歯ごたえ。かなり秀逸な麺だ。
その麺をつけ汁に浸して一気に啜る。
!
旨い!!
動物系の濃厚さに節系の強い香りと風味が混ざり合ったスープがよく麺に絡んで、かなーりウマイ。
甘さと酸味のバランスも絶妙で、どんどん箸が進む。
スパイスは確かに強烈だが唐辛子のものとは違うので、唇や喉の奥がヤラれることもなく食べられ、むしろ爽快感すら覚えるほどだ。でも、ちゃんとプログラム通り僕の顔はサウナに入ったような状態になってます・・・。
右手には箸を左手にはタオルを持って、麺を啜る→汗を拭く→咀嚼する→汗を拭く→また麺を啜る、を繰り返しながら一心不乱に食べ進み、汗だくで完食。
これで3日連続で(前回と前々回のエントリーを合わせ)つけ麺を食べたが、ココが一番旨い!と断言します!!
でも次は普通の「つけそば」にしよう。

丸長@勝田台
千葉県の京成勝田台駅にも『丸長』はあるが、その店構えはラーメン屋というよりは“町の中華料理屋”といった感じで、しかも相当年季が入っている。

店内は地元の常連と思わしき人でいっぱいだが、なぜか不思議な静けさに包まれており、聞こえてくるのは厨房内の調理の音と、客が麺を啜る音だけである。
テーブル席についてメニューに目を通し、「こいくちつけそば(650円)」の大盛(+100円)を注文する。
「つけそば」は、食べ始めは良いが後半から終盤に向かってつけ汁が薄まって来るので、濃い目の方が具合がいいと思ってのチョイスだったが、それが早合点によるミステイクだったと言うことに気付いたのはオーダーしてしばらく経ってからのことだった。
『丸長』のつけ汁は、一般的なそれと比べて甘味と酸味がより強調され、加えて胡椒を中心とした独特のスパイスがピリッと効いた仕上がりになっているのだが、「こいくちつけそば」はそのスパイスをかなり強めに効かせたものだったのだ・・・。
よく見なくてもメニューにしっかり書いてあるじゃん、なにやってんだ俺・・・。
僕は香辛料の類が苦手というか、体質的に過剰反応するので避けている。どうも舌が感じるかどうかは問題ではなく、成分を含有していれば滝のように汗が流れるというようにプログラムされているようなのだ。
でも「参ったなあ」なんて思った頃にはもう出来上がってたりするから、ここは行くしかないのである。


これが問題のつけ汁。特に唐辛子的赤さもないので、秘めたる凶暴さには気付かない。

かなり山盛りの麺は表面がつるりと滑らかで、モチモチとした歯ごたえ。かなり秀逸な麺だ。
その麺をつけ汁に浸して一気に啜る。
!
旨い!!
動物系の濃厚さに節系の強い香りと風味が混ざり合ったスープがよく麺に絡んで、かなーりウマイ。
甘さと酸味のバランスも絶妙で、どんどん箸が進む。
スパイスは確かに強烈だが唐辛子のものとは違うので、唇や喉の奥がヤラれることもなく食べられ、むしろ爽快感すら覚えるほどだ。でも、ちゃんとプログラム通り僕の顔はサウナに入ったような状態になってます・・・。
右手には箸を左手にはタオルを持って、麺を啜る→汗を拭く→咀嚼する→汗を拭く→また麺を啜る、を繰り返しながら一心不乱に食べ進み、汗だくで完食。
これで3日連続で(前回と前々回のエントリーを合わせ)つけ麺を食べたが、ココが一番旨い!と断言します!!
でも次は普通の「つけそば」にしよう。

丸長@勝田台
2007.05.28
好みは人それぞれ (せたが屋@品達)
『新横浜ラーメン博物館』を筆頭に、今では全国各地にあるラーメンコンプレックス(複合施設)。
首都圏にもかなりの数があるが、チェーン店などが入っていたりして、厳しい言い方をすれば“ただラーメン店を集めただけ”というような施設になっているところもある。
実際そういうところは客足も伸びずに、昼時でもガラガラということも珍しくない。やはり魅力的な“店揃え”が絶対条件だし、それが難しいのなら無理に施設を作る必要なんてないのではないかとさえ思う。
そんなラーメンコンプレックスの中でも、JR品川駅の高輪口から徒歩1分のところにある『品達ラーメン』は有名店の豪華ラインナップで他を引き離している。

秦野の『なんつっ亭』、環七の『せたが屋』、港北の『くじら軒』といった超有名店が揃っているあたり、本家の『ラ博』より魅力的かもしれない。

また、すぐそばにどんぶりの店を集めた『品達どんぶり』も併設しているので、ついついご飯に浮気したくなっても心配無用なのだ。
この日は、未食で且つ気軽に行けないほど遠くに本店がある『なんつっ亭』を食べておきたかったが、行列の長さに断念。仕事中だし、一人じゃなかったので比較的待ちの少ない『せたが屋』に路線変更する。

『せたが屋』も本店は昼に行くと塩ラーメン専門の『ひるがお』として営業しているので、昼から『せたが屋』の味を食べられると言うのは十分に価値がある。
『ひるがお』は食べたことがあったが『せたが屋』は未食だったので基本のラーメンを食べておくべきなのだが、暑いとどうもつけ麺に流れてしまう。
ということで「ひらつけめん(750円)」をオーダー。

確かに麺は平打ち。小麦の風味が感じられなかなか旨い。

これを魚介出汁が効いたつけ汁で食べるのだが、啜って口の中に入る感じが平打ち独特の食感で楽しい。
そして『せたが屋』といえばこの『ガツン汁』。魚介出汁の濃縮エキスだ。


つけ汁に添加する前に味見してみると、煮干の味がガツンと効いた醤油ダレであった。入れすぎるとしょっぱくなるので要注意。

『ガツン汁』を加えたつけダレは更に魚介味を増すが、味の方向が変わるわけではないのでそれほどインパクトがあるわけではない。
最初から最後まで魚介路線をひた走る感じだが、味のほうはまあ普通に旨いというくらい。正直言って期待外れだった。まあ期待が大きかったせいもあるのだろうが・・・。
一緒に行った人の感想も付け加えておくと「魚を食べた感じ」だそうだ。「あれは美味しいのでしょうか?」とも言っていた。
味の好みは十人十色なのだ。

せたが屋@品達
首都圏にもかなりの数があるが、チェーン店などが入っていたりして、厳しい言い方をすれば“ただラーメン店を集めただけ”というような施設になっているところもある。
実際そういうところは客足も伸びずに、昼時でもガラガラということも珍しくない。やはり魅力的な“店揃え”が絶対条件だし、それが難しいのなら無理に施設を作る必要なんてないのではないかとさえ思う。
そんなラーメンコンプレックスの中でも、JR品川駅の高輪口から徒歩1分のところにある『品達ラーメン』は有名店の豪華ラインナップで他を引き離している。

秦野の『なんつっ亭』、環七の『せたが屋』、港北の『くじら軒』といった超有名店が揃っているあたり、本家の『ラ博』より魅力的かもしれない。

また、すぐそばにどんぶりの店を集めた『品達どんぶり』も併設しているので、ついついご飯に浮気したくなっても心配無用なのだ。
この日は、未食で且つ気軽に行けないほど遠くに本店がある『なんつっ亭』を食べておきたかったが、行列の長さに断念。仕事中だし、一人じゃなかったので比較的待ちの少ない『せたが屋』に路線変更する。

『せたが屋』も本店は昼に行くと塩ラーメン専門の『ひるがお』として営業しているので、昼から『せたが屋』の味を食べられると言うのは十分に価値がある。
『ひるがお』は食べたことがあったが『せたが屋』は未食だったので基本のラーメンを食べておくべきなのだが、暑いとどうもつけ麺に流れてしまう。
ということで「ひらつけめん(750円)」をオーダー。

確かに麺は平打ち。小麦の風味が感じられなかなか旨い。

これを魚介出汁が効いたつけ汁で食べるのだが、啜って口の中に入る感じが平打ち独特の食感で楽しい。
そして『せたが屋』といえばこの『ガツン汁』。魚介出汁の濃縮エキスだ。


つけ汁に添加する前に味見してみると、煮干の味がガツンと効いた醤油ダレであった。入れすぎるとしょっぱくなるので要注意。

『ガツン汁』を加えたつけダレは更に魚介味を増すが、味の方向が変わるわけではないのでそれほどインパクトがあるわけではない。
最初から最後まで魚介路線をひた走る感じだが、味のほうはまあ普通に旨いというくらい。正直言って期待外れだった。まあ期待が大きかったせいもあるのだろうが・・・。
一緒に行った人の感想も付け加えておくと「魚を食べた感じ」だそうだ。「あれは美味しいのでしょうか?」とも言っていた。
味の好みは十人十色なのだ。

せたが屋@品達
2007.05.27
意外な一面にドキッ (山勝角ふじ)
茨城と千葉を中心に展開する『佐貫大勝軒グループ』は、『角ふじ』の店名で“二郎インスパイア系”のラーメンを提供している。
その『角ふじ』の一つである『山勝角ふじ』を訪問した。
店はJR常磐線新松戸駅から徒歩12分ほど、“ゆりのき通り”沿いにある。金字の看板が目印だ。

『角ふじ』と言えば、『二郎』のような山盛り野菜&極太麺といったラーメンなのだが、その日は快晴でかなり暑かったので「つけ麺(680円)」を食べることにする。
店内はカウンター席のみで、席からは厨房の様子がよく見えるので、店員さんの動きを見ながら出来上がるのを待つ。
興味深かったのはつけ汁の作り方で、器にタレと香味油、玉ネギのみじん切りを投入し豚骨ベースのスープを注いだあと、さらに鰹節中心と思われる魚粉を大量に入れる。そして麺の茹で上がりに合わせて電子レンジで再加熱するのだ。
これは、アツアツのつけ汁を提供するというのはもちろんのこと、再加熱しながら魚粉から出汁を抽出しているものと思われるが、レンジでチンはちょっとなぁ・・・と思うのは僕だけだろうか?
そうして出来上がった「つけ麺」は、『角ふじ』らしからぬ正統派の顔をしている。


これがそのつけ汁。脂の量は多めで、酸味を抑えた甘辛い味になっている。さすがにアツアツで鰹の風味も強烈だ。

麺は「つけ麺」用のもの。『角ふじ』のラーメンに使われている極太で屈強な歯ごたえの、“ボキボキ”と形容される食感を持つ麺とは全く別だ。中太のストレートで、“モチモチ”というよりはもう少し固い“ムチムチ”した食感。これが濃い目のつけ汁と絡まってかなり旨い。
正直なところ、どんな「つけ麺」を食うことになるのか不安だったが、飛んできたボールは直球のど真ん中であった。いい意味で期待を裏切られた格好だ。
でも、“ボキボキ麺”を食べたい客も居るだろうから、麺は選択出来るようにすれば更にいいのかも。
麺を平らげたあとはしっかり“スープ割り”も出来る。しかも“スープ割り”をお願いすると「柚子は入れますか?」と訊いてくる。柚子好きの僕はもちろんYES。最後は柚子の爽やかな香を纏ったスープで〆る事が出来た。
『角ふじ』は男というか“雄”って感じだったのだが、ニクイ小技も使ってくるとは恐れ入った。
僕的つけ麺ランキングの上位にランクインなのだ。

山勝角ふじ
その『角ふじ』の一つである『山勝角ふじ』を訪問した。
店はJR常磐線新松戸駅から徒歩12分ほど、“ゆりのき通り”沿いにある。金字の看板が目印だ。

『角ふじ』と言えば、『二郎』のような山盛り野菜&極太麺といったラーメンなのだが、その日は快晴でかなり暑かったので「つけ麺(680円)」を食べることにする。
店内はカウンター席のみで、席からは厨房の様子がよく見えるので、店員さんの動きを見ながら出来上がるのを待つ。
興味深かったのはつけ汁の作り方で、器にタレと香味油、玉ネギのみじん切りを投入し豚骨ベースのスープを注いだあと、さらに鰹節中心と思われる魚粉を大量に入れる。そして麺の茹で上がりに合わせて電子レンジで再加熱するのだ。
これは、アツアツのつけ汁を提供するというのはもちろんのこと、再加熱しながら魚粉から出汁を抽出しているものと思われるが、レンジでチンはちょっとなぁ・・・と思うのは僕だけだろうか?
そうして出来上がった「つけ麺」は、『角ふじ』らしからぬ正統派の顔をしている。


これがそのつけ汁。脂の量は多めで、酸味を抑えた甘辛い味になっている。さすがにアツアツで鰹の風味も強烈だ。

麺は「つけ麺」用のもの。『角ふじ』のラーメンに使われている極太で屈強な歯ごたえの、“ボキボキ”と形容される食感を持つ麺とは全く別だ。中太のストレートで、“モチモチ”というよりはもう少し固い“ムチムチ”した食感。これが濃い目のつけ汁と絡まってかなり旨い。
正直なところ、どんな「つけ麺」を食うことになるのか不安だったが、飛んできたボールは直球のど真ん中であった。いい意味で期待を裏切られた格好だ。
でも、“ボキボキ麺”を食べたい客も居るだろうから、麺は選択出来るようにすれば更にいいのかも。
麺を平らげたあとはしっかり“スープ割り”も出来る。しかも“スープ割り”をお願いすると「柚子は入れますか?」と訊いてくる。柚子好きの僕はもちろんYES。最後は柚子の爽やかな香を纏ったスープで〆る事が出来た。
『角ふじ』は男というか“雄”って感じだったのだが、ニクイ小技も使ってくるとは恐れ入った。
僕的つけ麺ランキングの上位にランクインなのだ。

山勝角ふじ
2007.05.23
アスパラが美味しい季節がやって来ます

秋田の実家からあれこれ食べ物が送られてきたのだが、その中に大好物のアスパラがけっこうな量で入っていた。
僕が子供の頃は実家でも栽培していたが、今はもう作っていなかったと思う。なので“自家栽培”ではなく“地元産”ということになる。昨年の夏に実家に帰ったときに地元の野菜を色々見てきたが、特にアスパラについては太くて実入りのしっかりしたものが、かなり安く売られていたのを覚えている。

アスパラはとにかく太いものが美味しい。そして何より鮮度が重要だ。
そのアスパラはこれから夏にかけて旬を迎える。
日本が冬の時期は主にオーストラリア産、春先ごろにはタイやフィリピン産なんかがスーパーに並ぶが、収穫してから店頭に並ぶまで時間を要するので、その風味は国産ものの足元にも及ばない。

せっかくいいアスパラが手に入ったので両親に感謝しつつ、ここは“焼いて”食べることにする。
僕はアスパラは焼いて食べるのが一番美味しい食べ方だと思っている。茹でてマヨネーズで、というのもいいが、どうしても風味が水に逃げてしまう。その点焼いたものは風味が逃げない上に、噛んだときにジュースが溢れて口の中に広がるのを楽しむことが出来るのだ。
で、じっくり焼いて温泉卵のソースをかけて食べる。

ポイントはベーコンを弱火で炒めて脂を抽出し、その脂でアスパラをじっくり焼くこと。そして焼いてるときにあまりアスパラを動かさないこと。
ソースは温泉卵とパルミジャーノチーズ、黒胡椒、塩、そして焼いたベーコンを混ぜるだけ。チーズとベーコンの塩分があるので塩は控えめに。
簡単だけど美味しく、アスパラがちゃんと主役になる一品です。
焼いたアスパラの繊維質にザクリと歯が入る感覚!続いて起こるアスパラジュースの洪水!!
あああー、アスパラってやっぱり美味しい。
2007.05.20
支店で手軽に美味しく (くじら軒 学芸大学店)
超有名&人気のラーメン店『くじら軒』は、横浜のセンター北にある本店だと行くのもちょっとめんどいし行列も長いけど、東横線の学芸大学にある支店ならそんなに気合を入れなくても食べられるので便利だ。

だからといってけっして味が劣るわけではないので、一度食べてみたいという人はどうぞ。
店内はカウンター10席。内装は店の外観と同じように“ウッディ”で、落ち着いた雰囲気だ。
お店に来ていつも迷うのは「ラーメン(650円)」にするか「支那そば(650円)」にするか。ラーメン=支那そばの店は多いが、それぞれ別のメニューとして掲げられている店は少ないのではないだろうか?
ちなみに違いはというと、「ラーメン」が薄口醤油、「支那そば」が濃口醤油で塩分少な目のあっさり味だということ。つまりはタレの違いだ。
ここは食べ比べたいところだがそうもいかないので、メニューの中で上に書かれている「ラーメン」の方を食べることにする。こういうとき複数人で来るとアレコレ食べ比べできるからいいのになぁ・・・。

さて、その人気店のラーメンはオーソドックスな顔であるが、非常に高いレベルで纏まっている。
見た目から想像される通りあっさり目のスープだが、多数の食材から抽出された旨味成分に満ちている。
昨今、煮干や鰹節などのイノシン酸系の出汁と香りを強烈に効かせた店が多いが、ここは存在がしっかり感じられる程度に止めることで、スープのバランスをキープしている。
そして昆布と鶏によるものと思われるグルタミン酸が、どっしりと下から支えているといったような構成になっている。
またスープ中に、鶏の脂からくる甘さを抑えキレを増すための“輪切りの鷹の爪”も発見出来、さすが!と思わされる。
麺はスープに合わせ細打ちで、歯ごたえもよい。
非常にトータルバランスに優れた一杯だ。
ラーメンも色々ブームの変遷があるが、○○系とか△△系とかとは違った、スタンダードなラーメンがやっぱり一番美味しいような気がする。『くじら軒』はそんなスタンダードの名店だということを再認識した一杯だった。

くじら軒 学芸大学店

だからといってけっして味が劣るわけではないので、一度食べてみたいという人はどうぞ。
店内はカウンター10席。内装は店の外観と同じように“ウッディ”で、落ち着いた雰囲気だ。
お店に来ていつも迷うのは「ラーメン(650円)」にするか「支那そば(650円)」にするか。ラーメン=支那そばの店は多いが、それぞれ別のメニューとして掲げられている店は少ないのではないだろうか?
ちなみに違いはというと、「ラーメン」が薄口醤油、「支那そば」が濃口醤油で塩分少な目のあっさり味だということ。つまりはタレの違いだ。
ここは食べ比べたいところだがそうもいかないので、メニューの中で上に書かれている「ラーメン」の方を食べることにする。こういうとき複数人で来るとアレコレ食べ比べできるからいいのになぁ・・・。

さて、その人気店のラーメンはオーソドックスな顔であるが、非常に高いレベルで纏まっている。
見た目から想像される通りあっさり目のスープだが、多数の食材から抽出された旨味成分に満ちている。
昨今、煮干や鰹節などのイノシン酸系の出汁と香りを強烈に効かせた店が多いが、ここは存在がしっかり感じられる程度に止めることで、スープのバランスをキープしている。
そして昆布と鶏によるものと思われるグルタミン酸が、どっしりと下から支えているといったような構成になっている。
またスープ中に、鶏の脂からくる甘さを抑えキレを増すための“輪切りの鷹の爪”も発見出来、さすが!と思わされる。
麺はスープに合わせ細打ちで、歯ごたえもよい。
非常にトータルバランスに優れた一杯だ。
ラーメンも色々ブームの変遷があるが、○○系とか△△系とかとは違った、スタンダードなラーメンがやっぱり一番美味しいような気がする。『くじら軒』はそんなスタンダードの名店だということを再認識した一杯だった。

くじら軒 学芸大学店
2007.05.16
人生初の『清見オレンジ』に感動!!
皆様は『清見オレンジ』という柑橘をご存知だろうか?

日本の温州みかん『宮川早生』とアメリカの『トロビタオレンジ』の交配種らしいのだが、僕はこれまでその存在を知らなかった。
先日たまたま会社の方から『清見オレンジ』を頂いたので、今回生まれて初めて食べることが出来た。
食べ方としては、皮を剥くのではなくクシ切りにして、スイカのように外皮を残してかぶりつくのが一般的だそうで、早速その通りにする。

ナイフを入れるとオレンジの爽やかな芳香が広がる。
かぶりついてみると、じょうのう(内果皮)が軟らかくみかんのように食べられる。
まず初めにオレンジらしい爽やかな酸味が口内に広がり、香が鼻に抜けて行く。酸味は通常のオレンジに比べ穏やかで、刺々しさは全くない。
そして甘味は軽やかで上品。初めはオレンジのような味なのだが後味はまさにみかんで、スッと引けて行くのでついつい食べ進んでしまう。
まさに“みかんとオレンジのいいとこ取り”なのだ。
久々に感動!
大変おいしゅうございました!
食べたことがない方は是非ともお試しください。

日本の温州みかん『宮川早生』とアメリカの『トロビタオレンジ』の交配種らしいのだが、僕はこれまでその存在を知らなかった。
先日たまたま会社の方から『清見オレンジ』を頂いたので、今回生まれて初めて食べることが出来た。
食べ方としては、皮を剥くのではなくクシ切りにして、スイカのように外皮を残してかぶりつくのが一般的だそうで、早速その通りにする。

ナイフを入れるとオレンジの爽やかな芳香が広がる。
かぶりついてみると、じょうのう(内果皮)が軟らかくみかんのように食べられる。
まず初めにオレンジらしい爽やかな酸味が口内に広がり、香が鼻に抜けて行く。酸味は通常のオレンジに比べ穏やかで、刺々しさは全くない。
そして甘味は軽やかで上品。初めはオレンジのような味なのだが後味はまさにみかんで、スッと引けて行くのでついつい食べ進んでしまう。
まさに“みかんとオレンジのいいとこ取り”なのだ。
久々に感動!
大変おいしゅうございました!
食べたことがない方は是非ともお試しください。
2007.05.12
古くても怯まずに (住田屋)
西武池袋線の終点、飯能。
ここ飯能市はまだまだ緑の多いのどかな街だ。
僕は大学時代の4年間をこの街で過ごしたのだが、秋田の田んぼの真ん中で生まれ育った僕にとっては、非常に住み心地の良い街だった。
今回仕事で久々にやってきたのだが、学生時代によく通っていたとんかつのお店は定休日で、バイトしていたイタリアンのお店も駅から離れたところに移転してしまったので、すっかりランチ難民となってしまう。
別に他にお店がないわけではないが、遠出(?)したときはブログ向きのお店を探す癖が付いてしまっているので、何かないかと記憶の中を検索する。
すると、西武線沿線のラーメン店についてレポートしたHPの中で、かなり古い造りの店が紹介されていたのを思い出し、そこに向かうことにする。
飯能に住んでいたときにはそんなお店があることを知らなかったので、今回が初めての訪問だ。
昔住んでただけあって、初めての店でも迷うことなく到着。それにしてもホントに古い、歴史すら感じる建物だ。大きな地震が来たら倒れるんじゃないかと思ってしまう。

この『住田屋』は駅から少し離れたところにあるということと、何より暖簾をくぐるのに相当の勇気を必要とする佇まいであるため、客は地元の常連にほぼ限定。
メニュー構成はいわゆる“食堂”。しかしほとんどの人が「ラーメン」か「つけめん」を食べる。
店の壁にも「つけめん」がおススメと書いてあったので、「つけめん大盛(600円)」を食べることにする。

麺は特段変わったところのない一般的なそれ。量は大盛らしく3玉ほどはあるように思われる。
つけダレには炒めたニラと玉ネギと豚肉、それと豚肉とは別にチャーシューが入っている。スープ表面の脂も多めで、ちょうど“つけダレに野菜炒めを入れてみました”といった感じ。
これがすんごいウマイというわけではないが、なんかウマイ。こだわりの食材とか、趣向を凝らした調理法とかとは別の次元にある味(悪い意味ではなく良い意味ですから、お間違いのないように)だ。
古めかしいこのお店と同様“味がある”一杯であった。

住田屋
ここ飯能市はまだまだ緑の多いのどかな街だ。
僕は大学時代の4年間をこの街で過ごしたのだが、秋田の田んぼの真ん中で生まれ育った僕にとっては、非常に住み心地の良い街だった。
今回仕事で久々にやってきたのだが、学生時代によく通っていたとんかつのお店は定休日で、バイトしていたイタリアンのお店も駅から離れたところに移転してしまったので、すっかりランチ難民となってしまう。
別に他にお店がないわけではないが、遠出(?)したときはブログ向きのお店を探す癖が付いてしまっているので、何かないかと記憶の中を検索する。
すると、西武線沿線のラーメン店についてレポートしたHPの中で、かなり古い造りの店が紹介されていたのを思い出し、そこに向かうことにする。
飯能に住んでいたときにはそんなお店があることを知らなかったので、今回が初めての訪問だ。
昔住んでただけあって、初めての店でも迷うことなく到着。それにしてもホントに古い、歴史すら感じる建物だ。大きな地震が来たら倒れるんじゃないかと思ってしまう。

この『住田屋』は駅から少し離れたところにあるということと、何より暖簾をくぐるのに相当の勇気を必要とする佇まいであるため、客は地元の常連にほぼ限定。
メニュー構成はいわゆる“食堂”。しかしほとんどの人が「ラーメン」か「つけめん」を食べる。
店の壁にも「つけめん」がおススメと書いてあったので、「つけめん大盛(600円)」を食べることにする。

麺は特段変わったところのない一般的なそれ。量は大盛らしく3玉ほどはあるように思われる。
つけダレには炒めたニラと玉ネギと豚肉、それと豚肉とは別にチャーシューが入っている。スープ表面の脂も多めで、ちょうど“つけダレに野菜炒めを入れてみました”といった感じ。
これがすんごいウマイというわけではないが、なんかウマイ。こだわりの食材とか、趣向を凝らした調理法とかとは別の次元にある味(悪い意味ではなく良い意味ですから、お間違いのないように)だ。
古めかしいこのお店と同様“味がある”一杯であった。

住田屋
2007.05.07
青森まる出し (つし馬)
築地場外の『大森』で朝ごはんを食べたあと、大勢の観光客から逃げるように地下鉄に潜り込む。
大江戸線で上野御徒町まで行き、用も無いのにアメ横をブラブラしたあと、今度は浅草に行ってみることにする。なんて気ままでヒマな奴だろう・・・。
すばらしい五月晴れの下、浅草の象徴である浅草寺はやっぱり観光客でごった返している。ついさっき人混みがイヤで築地から出てきたのに、またもや人混みの中にやって来たアホな僕。

仲見世に連なる日の丸が鮮やかだ。

もとより参拝するつもりは無かったので、そそくさと参道から外れ昼ごはんを食べに行く。
ごはんと言っても結局はラーメンを食べに行くのだけど、『与ろゐ屋』はすごい行列なので断念。
暑かったので「ざるらーめん」を食べたら旨かっただろうなぁ。

『与ろゐ屋』がダメならこっちがあるサ!ということで『つし馬』に到着。行列はないが店内は一杯だ。

この店、“青森の中華そば”を一切アレンジすることなく提供している。
店のスタンダードは「中華そば 中(750円)」だが、あえて「小(650円)」にする。“小”でも普通のラーメン屋と同じ量があるので十分なのだ。

そしてこれが“青森の中華そば”だ。非常にシンプルな顔をしている。
どんぶりから煮干のいい香りが立ち上る。
出汁は煮干のみのため、スープに脂は浮いていない。これが最大の特徴だ。

店内に書いてあったのだが、青森のラーメン屋は蕎麦屋から転身した店が多いため、うどんの様だと評されるらしい。まさにその通りで、スープは“煮干出汁のそばつゆ(うどんつゆ)”だ。
麺にも中華麺独特の香りが無く、おそらくかん水を使っていないと思われる。見た目、食感、味、どれをとっても“うどん”だ。

それならうどんを食えばいいんじゃね、という声も聞こえてきそうだが、これはこれで美味しいので良し。
何より、青森のトラディショナルなラーメンはこうだ!という店主の気概を強く感じる一杯は、それだけで存在意義があるのだ。
最近の、複雑で仕掛け満載のラーメンもいいが、シンプルで郷愁を感じさせるラーメンもまた良し。
“青森まる出し”でいいじゃない!

つし馬
大江戸線で上野御徒町まで行き、用も無いのにアメ横をブラブラしたあと、今度は浅草に行ってみることにする。なんて気ままでヒマな奴だろう・・・。
すばらしい五月晴れの下、浅草の象徴である浅草寺はやっぱり観光客でごった返している。ついさっき人混みがイヤで築地から出てきたのに、またもや人混みの中にやって来たアホな僕。

仲見世に連なる日の丸が鮮やかだ。

もとより参拝するつもりは無かったので、そそくさと参道から外れ昼ごはんを食べに行く。
ごはんと言っても結局はラーメンを食べに行くのだけど、『与ろゐ屋』はすごい行列なので断念。
暑かったので「ざるらーめん」を食べたら旨かっただろうなぁ。

『与ろゐ屋』がダメならこっちがあるサ!ということで『つし馬』に到着。行列はないが店内は一杯だ。

この店、“青森の中華そば”を一切アレンジすることなく提供している。
店のスタンダードは「中華そば 中(750円)」だが、あえて「小(650円)」にする。“小”でも普通のラーメン屋と同じ量があるので十分なのだ。

そしてこれが“青森の中華そば”だ。非常にシンプルな顔をしている。
どんぶりから煮干のいい香りが立ち上る。
出汁は煮干のみのため、スープに脂は浮いていない。これが最大の特徴だ。

店内に書いてあったのだが、青森のラーメン屋は蕎麦屋から転身した店が多いため、うどんの様だと評されるらしい。まさにその通りで、スープは“煮干出汁のそばつゆ(うどんつゆ)”だ。
麺にも中華麺独特の香りが無く、おそらくかん水を使っていないと思われる。見た目、食感、味、どれをとっても“うどん”だ。

それならうどんを食えばいいんじゃね、という声も聞こえてきそうだが、これはこれで美味しいので良し。
何より、青森のトラディショナルなラーメンはこうだ!という店主の気概を強く感じる一杯は、それだけで存在意義があるのだ。
最近の、複雑で仕掛け満載のラーメンもいいが、シンプルで郷愁を感じさせるラーメンもまた良し。
“青森まる出し”でいいじゃない!

つし馬
2007.05.05
人多すぎ!!! (大森 築地場外)
5月4日、築地場外市場恒例の“半値市”ということで、久々に築地に上陸。
半値市は10時からなので、その前に朝ごはんでも食べようと場内に向かう。
ところがGWということもあって場内には観光客がウジャウジャいる。


人気の寿司屋は行列がいくつかのブロックに分かれるほどの盛況ぶりだし、普段は行列を見ることがない1号館組も、先日テレビで放送されたとあって大混雑だ。

覚悟はしていたのだが、予想以上の人の多さにウンザリし、朝ごはんを食べずに場外に逃げ出す僕。

でもやっぱり場外も人人人!!
なんだか年を追うごとに観光客の数が増えてる・・・。


人混みを掻き分けながらもんぜき通りの端っこまで辿り着き、今日は『大森』で朝ごはんを食べることにする。

食べるのは暖簾にも書かれている「合がけ(680円)」。

この牛丼とカレーの2つを同時に味わえる欲張りメニューは、今でこそあちこちで見られるが、元祖はこのお店らしい。なんと40年以上に渡り河岸の男達の胃袋を満たしている超ロングセラーメニューだ。
牛丼の肉は脂が取り除かれ、さっぱりとした仕上がりになっている。肉の下には出汁の旨味をたっぷり含んだ焼豆腐が潜んでおり、これがフワフワで旨い。
程よい辛さのカレーは、家庭の味のような優しい味わい。牛丼のつゆが沁みたご飯と一緒に食べると、ほんのりとした甘さが加わりさらに美味しくなる。
そしてなにより、お店を切り盛りするご夫婦から優しいオーラが滲み出ており、なんともいえずホッとするのだ。
今日の築地の大混雑を忘れさせてくれるひと時だった。

大森
半値市は10時からなので、その前に朝ごはんでも食べようと場内に向かう。
ところがGWということもあって場内には観光客がウジャウジャいる。


人気の寿司屋は行列がいくつかのブロックに分かれるほどの盛況ぶりだし、普段は行列を見ることがない1号館組も、先日テレビで放送されたとあって大混雑だ。

覚悟はしていたのだが、予想以上の人の多さにウンザリし、朝ごはんを食べずに場外に逃げ出す僕。

でもやっぱり場外も人人人!!
なんだか年を追うごとに観光客の数が増えてる・・・。


人混みを掻き分けながらもんぜき通りの端っこまで辿り着き、今日は『大森』で朝ごはんを食べることにする。

食べるのは暖簾にも書かれている「合がけ(680円)」。

この牛丼とカレーの2つを同時に味わえる欲張りメニューは、今でこそあちこちで見られるが、元祖はこのお店らしい。なんと40年以上に渡り河岸の男達の胃袋を満たしている超ロングセラーメニューだ。
牛丼の肉は脂が取り除かれ、さっぱりとした仕上がりになっている。肉の下には出汁の旨味をたっぷり含んだ焼豆腐が潜んでおり、これがフワフワで旨い。
程よい辛さのカレーは、家庭の味のような優しい味わい。牛丼のつゆが沁みたご飯と一緒に食べると、ほんのりとした甘さが加わりさらに美味しくなる。
そしてなにより、お店を切り盛りするご夫婦から優しいオーラが滲み出ており、なんともいえずホッとするのだ。
今日の築地の大混雑を忘れさせてくれるひと時だった。

大森
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