うちの会社が新卒採用を始めて3年。
今年の春から2期生が入社し、男子2名は僕と同じ部署に配属になり2ヶ月が経とうとしている。
いつの間にか僕も彼らに仕事を教える立場になってしまい、年月が過ぎるのは早いものだとあらためて思う。

基本的には外に出る仕事だから、新人とマンツーマンで1日の大半を過ごすわけだが、独りと違って何かと気を使う事は多い。

特にランチ!

僕は毎日ラーメンを食べても気にならないし、むしろそうしたいくらいなので、昼はまず美味しそうなラーメン店を探すのが習性となっている。
でも、独りじゃないとすれば話は変わってくる。自分の好みだけで引きずり回すわけには行かないってもんだ。
僕の趣味でもあるラーメン食べ歩きも、これまでのように行かないのかなぁ・・・





な〜んて思ってたら、新人の片方はなかなかのラーメン好き(正確にはつけ麺好き)とわかり、喜びを分かち合えるかもしれない展開になってきたのだ。

その日は、ラーメン好きの新人と赤羽に行ったのだが、駅のそばで『麺士無双』というラーメン店を発見。
某ラーメン本で、『麺屋武蔵』の山田氏がおススメしていた店だと言う事を思い出し、迷わず入店する。

2008_05_16麺士無双01

双子と思われるオニイサン2人で切り盛りしている店内はカウンター席のみとコンパクト。
入り口で「つけ麺」(正式名称と価格は失念した・・・)の食券を買い、奥から並んで座る。
つけ麺は同料金で並、中、大盛が選べ、大盛は400gとのことなので、ドーンと大盛を選択。

2008_05_16麺士無双02

なかなかの見た目だ。

2008_05_16麺士無双03

麺は中太のストレートタイプ。好みです。

2008_05_16麺士無双04

つけ汁は濃厚な豚骨魚介タイプ。まさに王道。
具もチャーシューがゴロゴロ入っていて気前がいい!


このつけ汁に艶やかな麺を浸して啜る。


!!


旨い!!!


アタリもアタリ、大当たりです!!!


麺はプリプリしていて、なかなかの出来。
自家製か否かはわからなかったが、レベルが高いのは間違いない。

つけ汁も文句なしに旨い。麺との相性も良し。

最後にスープ割を頼むと、スープのほかに刻んだ長ネギを加える芸の細かさ。
やってくれます。

山田さんがおススメなのも納得なのだ。

僕も新人も大満足の一杯であった。




2008_05_16麺士無双05

麺士 無双


今回の帰省中、実家には帰らず湯沢(新潟だけでなく、秋田にも湯沢があります)のホテルに滞在していたのだが、この町に以前から食べてみたかったラーメン店があったので、この機を逃してはなるものかという意気込みで、夕飯前にラーメンを食べに行く。夕飯ではなく、あくまでも夕飯前。

市内の目抜き通り、と言っても人通りはそれほどないが、そこから一歩路地を入ったところにその店はある。

2008_05_11長寿軒01

『長寿軒』というめでたい名前のこちらは地元では良く知られたお店で、秋田県内のラーメン店を紹介する本に載ることもあるようだ。けっこう昔からある店だが、僕の育った町からはちょっと遠いので、名前は聞いていてもこれまで食べた事はなかったのだ。

店内に入ると、厨房に女性が2人。この2人で店を切り盛りしているようだ。ラーメン店というと、男の人がやっているという先入観があるからちょっとビックリだ。
また、地方の飲食店らしく、広々というかゆったりとした席の配置の店内には、夕方4時と言う半端な時間だったこともあり先客は2人だけ。なので、窓際の大きめな4人掛けのテーブルにどっかりと座って「ラーメン(500円)」を注文し、ラーメン店らしからぬ静かで穏やかな時間の流れる店内でしばし脱力する。
都内のラーメン店では考えられない心地よさだ。

その後、夕暮れ前のスローな時間にまどろむ前にラーメンが完成し、目の前に運ばれてきたのだが、それは予想の真逆を行く一杯であった。

2008_05_11長寿軒02

どんぶりになみなみと注がれたスープは厚い油膜に覆われており、かなりコッテリしているように見える。

2008_05_11長寿軒03

秋田のご当地ラーメンと言えば“十文字ラーメン”というのがあるが、そのスープはほぼ煮干のみで出汁をとった油分の全くないタイプで、おそらく日本一あっさりしているラーメンなのだが、これはそれとは正反対ではないか。しかも、その十文字とここ湯沢は隣町なのだから更に驚きなのだ。
所変わればこうも違うものなのか・・・。

食べてもやっぱりコッテリしているが、クドさ、しつこさはない。納得の旨さだ。
このスープはおそらく鶏が主体となっていると思われるが、濁り方を見ると豚骨、特にゲンコツあたりを使用しているように思える。かなりコクのある、フルボディのスープだ。
こういうタイプは臭みが心配だが、その点は全く問題なし。
麺は中細のストレートで、スープとの相性も良し。
具の麩も素朴な感じで郷愁を誘う。
但し、全体としては、昔から続く店にありがちなノスタルジックな味ではない。だからこそ、昔からこの味だったとすれば、この味を作った方はかなり斬新なセンスの持ち主だと思えるのだ。

僕の好みで言えば、これに鰹節などのシャープな香りと切れ味の良い旨味を加えれば更に旨くなると思うのだが、それは僕の妄想の中にしまっておくことにする。

とにかく今回食べれて良かったのだ。




2008_05_11長寿軒04

長寿軒

ブログを休んでいる間、ある用事で実家の秋田の方へ帰っていたのだが、田舎に帰るとやっぱり懐かしい味が食べたくなるものだ。今回は僕一人での帰郷ではなかったので、相方とそのお姉ちゃんと3人で“横手やきそば”を食べに、かまくらの街横手に出かけた。

この“横手やきそば”というのは、ご当地グルメとしてごく一部の人には知られているが、まだまだメジャーには程遠いところで燻っている。日本のB級ご当地グルメの祭典として2006年から始まった『B−1グランプリ』において、第1回大会の準優勝なのに・・・。
このときの優勝は“富士宮やきそば”で、今や焼きそばといえば“富士宮やきそば”が真っ先に浮かぶほどのビッグネームとなっている。同じ焼そば同士で負けたのがそもそもついてないところなのだが、優勝と準優勝の差は天と地ほどあるということを思い知らされる話だ。

さて、前置きが長くなったが、僕達が行ったのは横手駅に程近い『ふじわら』というお店だ。

2008_05_11ふじわら01

地元では人気の店だが、僕は高校時代に1度食べた事があるだけで特に馴染みの店というわけでもない。

外観も質素だが店内もまた質素で、昔ながらのお店といった感じだ。ゆる〜い時間が流れていてなんとも心地よい。

食べたのは「肉玉中盛(500円)」。

2008_05_11ふじわら02

名前通り肉と玉子が入っている。

横手やきそばはこの目玉焼きが特徴の一つ。
肉は挽肉を使い、付け合せは紅しょうがではなく福神漬け。麺は太目のストレートで、茹でた物を使う。麺の断面は四角と言われているが、そこまでは正直感じ取れない。
一般的な焼そばに比べ汁気が多いしっとりとした仕上がり。
以上が横手やきそばの定義と言ったところだろか。

まさにこの『ふじわら』の焼きそばは定義通り。
ココとは別の店の焼そばで育った僕にとっても懐かしい味。普通の味だけどやっぱり旨いのだ。

基本的には薄味なので、目玉焼きの黄身を箸で崩しながら、卓上のウスターソースをたっぷりかけて食べるのが好き。食べ終わった時に皿にソースが残るくらいドバっとかけて食べたものだ。

そんな食べ方が出来るのも横手やきそばならでは。
思い出の味と言うのはいいものなのだ。




ふじわら

しばらくの間お休みしていましたが、本日からブログの更新を再開します。
今後とも宜しくお願いします。


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