11月も半ばを過ぎて急に寒くなり、仕事柄外にいることが多い僕にとっては徐々に厳しい季節になってきた・・・。


その日も、北風の強い寒い日だった。

仕事で高田馬場に来ていたので、以前から行ってみたかったラーメン店『べんてん』で昼食を食べることにする。
行列は覚悟の上で店に向かったが、11時20分の時点ですでに16人が寒空の下で並んでいる。僕もその列に加わり、念願の一杯に対面するその時を待つ。

2007_11_19べんてん01

それにしても寒い。
並んでいる場所は日陰になっていて、おまけに左側には川が流れており、その川の上を風が渡ってくる・・・。厳しい戦いになりそうだ。
しかも、外で待っている時にオーダーを取りに来るわけではないので、客の回転がすこぶる悪い。それでもひたすら待つのみ。食べたいものを食べるのも楽ではないのだ。


結局、店内に入ったのは並び始めてから45分後。すっかり体の心まで冷え切って、席についてからもガタガタ震えている。ここは「ラーメン」を食べて身体を温めたいところだが、『べんてん』といえば「つけめん」。今回は初めての訪問なので、寒さを堪えて「つけめん並盛(750円)」をオーダーする。

そこからさらに10分弱待って「つけめん」が出来上がった時には、体の震えもすっかり収まっていた。

2007_11_19べんてん02

見た目はオーソドックス。

2007_11_19べんてん03

中太の麺は自家製。並盛は生麺の状態でも350グラムあり、かなりボリュームがある。ちなみに中盛は650グラム、大盛に至っては驚愕の1キロだ。

2007_11_19べんてん04

つけ汁は表面に油膜が張っておりかなりこってり。動物系と煮干や鰹節等の出汁が相まって非常に旨い。力強い麺に負けない濃厚なスープで、味も濃い目だ。

このスープにツルツルモチモチの自家製麺を浸して啜ると、長い待ち時間はどっかに吹っ飛んで、目の前の一杯に没入してしまう。一心不乱に麺を啜り、スープ割りで最後まで堪能して、食べるのにかかった時間はわずか5分。並び始めてから約1時間後のことであった。

念願の一杯にすっかり満足して店を出ると、まだまだ外では行列が続いている。旨いもののためなら寒さにも負けないのだ。




2007_11_19べんてん05

べんてん

Secret

TrackBackURL
→http://kurobuchijournal.blog53.fc2.com/tb.php/153-9e4e5d40