立川駅の近くには『ラーメンスクエア』というラーメンコンプレックスがあるので、立川で昼ごはんを食べる時はついつい足を運んでしまう。
駅から近い割には混んでないし、平均レベル以上の店が入っていると思われる(そうだと信じたいし、そうでなければ意味がない)から、まあ当たりがなくともハズレもないということで、勘に頼ってウロウロするよりは体力的にも精神的にも消耗は少なくて済むのだ。

その日も施設内は不安にならない程度に空いていて、僕の期待を裏切らない。

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店が違えば当然ベースとなるスープも味も違うので、その日の気分で選べるのがラーメンコンプレックスのいいところ。でも、大方いつもと同じような系統の味に落ちつくことの方が多い。店の数が多ければ益々その傾向は顕著だ。

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7軒ある店のうち、ちょっと気になる店(人)が・・・。

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石塚シェフと言えば、過去にTBSの『ガチンコ』というテレビ番組の「ガチンコラーメン道」という企画に参加していた人だ。当時は“イタリアン石塚”とか言われてたなぁ・・・。
番組が終わってからもラーメン屋さんとしていくつかお店を出していて、練馬にお店があった時は僕も行ったことがある。
今回立川には新規出店ということで、錚々たる方々からお祝いのメッセージが届いている。

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でも、師匠とも言うべき“ラーメンの鬼”こと佐野実氏からの祝電がないのはどういうわけか・・・。

まあそんなことはいいとして、今日食べるのは石塚シェフの店ではない。
今日は、“自作ラーメン界の雄”にゃみさんのお店だ。

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僕もラーメンを自作するが、このにゃみさんは自作ラーメン界ではかなりの有名人なのだ。
いわば“最強の素人”!(格闘技で言うところのボビーオロゴンみたいなもんか?)
そんな人がついに自分の店を出したとなれば、食べておかなくてはなるまい。

店はラーメンスクエアに入って真っ直ぐ行った奥にある。

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どういうわけかこんな人からも花が届けられている。

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どういう関係?

さて、にゃみさんは喜多方出身らしいので「喜多方ラーメン」にしようと思ったのだが、券売機を見ると煮干豚骨スープの「煮干味玉」におすすめ印が付いている。ならば、味玉は不要なので味玉なしの「煮干豚骨(700円)」を食べる事にする。

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店に入って席に座り、にゃみさんいるかなぁと厨房を覗くと、ラーメンを作っているのは普通のにいちゃん・・・。
ま、そんなもんだよね。

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普通のにいちゃんが作ってくれたラーメンは、券売機で見たものとはややかけ離れた見た目だが、飲食店ではそれもよくあることだ。でもあんまり美味しそうに見えない・・・。

食べてみると、麺はかん水少な目か不使用と思われるほど小麦本来の味が強く、形状も平打ちで、ちょうど硬めに茹でた稲庭うどんに近いといった印象。いかにも自作ラーメン界出身者の麺らしくて好感が持てる。

一方スープは、豚骨ベースでもさらりとしていて、豚骨特有の臭みもなく、白濁もしていない。おそらく沸騰させずにじっくりと煮出したタイプと思われる。
また、もう一つの柱である煮干だが、香りはそれほど感じられないが舌には煮干の存在を感じることが出来る。
しかし残念なのは、味の構成として醤油ダレが強く効きすぎてしまい、そのために豚骨や煮干の出汁の旨味を奥に追いやってしまっている事だ。
僕が期待しすぎたせいもあるのだろうが、結果的に今一つ感動は起こらなかったのだ。
こんなことなら喜多方ラーメンしとけばよかった・・・。




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麺屋にゃみ@立川ラーメンスクエア

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