三鷹駅の南口周辺をブラついていると、白壁のかわいらしい店構えのラーメン店を発見する。

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明らかに新店とわかる新しい外観だが、中は結構混んでいる。

店先に置かれた「自家製麺」の看板からは、ポップな外観と字体には不釣合いな店主の意気込みが感じられ、ちょっと食べてみようという気になる。

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早速、小さめの暖簾をくぐり店内に入ると、フワ〜ンと『明星チャルメラ』っぽい匂いが鼻腔に飛び込んで来る。香りの強い煮干や鰹節の匂いが感じられないので、スープは魚介系主体ではない事は分かったが、どうもメインの材料が分からない。
とりあえず基本の「正油らーめん(630円)」の食券を買い、ラーメンが出来るまでの間“チャルメラ臭”の原因を推測することにする。

店内はカウンター6席、2人掛けのテーブルが2つと小さめ。その中で僕はカウンターの一番奥に座って厨房を覗く。
すると、どんぶりに注がれるスープが白濁していたので、豚骨か鶏の動物系であることはどうやら間違いないようなのだが、出来上がったものは絵の具を溶かしたような茶色をしている。

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やはり煮干や鰹節の存在は香りからは確認できないが、同時に豚骨特有の香りも無い・・・。
ただ、チャルメラっぽい香りはするのだ。う〜ん・・・。

スープを味わってみてもコレだと言えるモノは見つからず、見た目通り醤油の味が全面に感じられるだけ。かと言って塩辛いわけではなく、八丁味噌のような大豆が発酵した強烈な旨味が有る。かなり独特な味だが、“アリ”か“ナシ”からなら“アリ”だ。

麺は看板にある通り、いかにも自家製っぽい小麦の味が残ったタイプ。中太のストレートで僕の好みだ。
醤油の味とも相性が良く、麺もスープもバランスよく減っていく。
結局スープも9割がた飲み、ほぼ完食。なかなか面白い味だった。

でも最後まで“チャルメラ臭”のするスープの正体は分からず仕舞いだったのだ。




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なないろ


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