今となっては色んなところに出来過ぎてありがたみの無くなったラーメンコンプレックス。
施設内の店舗が玉石混交ならば、施設そのものも玉石混交で、チェーン店を集めただけ?とがっかりするような施設もあるのが現状だ。
そのような数あるラーメンコンプレックスの中で、居並ぶ面子が光り輝いているのが京急品川駅のガード下にある『品達』だ。

『なんつっ亭』『せたが屋』『つけめんTETSU』『初代けいすけ』とかなり豪華なラインナップ(他にも『旭川ラーメンSaijo』『熊本ラーメンひごもんず』『支那そばきび』があります)。
以前来た時は『せたが屋』に入ったが、今回はつけめんが評判の『TETSU』で食べる。

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さすがに並んでいるが、待つのは織り込み済みだ。

外にある券売機で「つけめん大盛(850円)」の食券を買い、行儀良く列に並ぶ。

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多少行列してても、並んでいる時にオーダーを聞きに来てくれるので客の回転が速く、どんどん進むから問題ない。

あっさり店内に突入しカウンター席に座る。

これは余談だが、広いとは言えない店内ながらスタッフの数は8名。席数はおそらく30席弱と思われるから、かなりスタッフの数が多い。これが回転率の良さの秘訣か?

さて、肝心の「つけめん」はと言うと、濃厚な魚介豚骨スープに太麺といった最近の王道スタイル。

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黄色く艶々とした太麺は『浅草開花楼』製。僕の大好きな製麺所だ。
若干平たく、そして緩いウエーブがかかっている。

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つけ汁はドロリと濃厚な魚介豚骨。魚介は煮干が中心で、香り自体は弱いが、雑味を抑えて旨味だけを抽出している。

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つけ汁の器の底には大きめのチャーシューが潜んでいて嬉しくなる!

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このつけ汁に太麺を浸して啜るともう・・・シアワセ!!
僕の好みもあるが、ほぼ完璧に近いつけめんだ。
ムチムチの麺も、濃厚なつけ汁も、そして両者の相性もすべてがハイレベル。注文を付ける所が無い。

しかし、どんなに美味しいつけめんであっても、食べ進むにつれてつけ汁の温度低下という悲しい宿命を背負っている。



・・・でも、である。
この店はその宿命すら跳ね返したのだ。

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この茄子の形をした石をつけ汁に沈めると・・・

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ハイ、スープがジュワジュワと沸騰しながら再加熱される。焼石を使うことでつけめん唯一の弱点を克服したのだ。
これで再びアツアツのつけ汁で麺が食べられる。

そして麺をすべて食べ終わったら、卓上のポットに入った割スープを器に注ぎ最後までスープを堪能する。当然ながら完飲だ。

おそらくつけめん部門では日本トップクラスと言えるのではないだろうか?





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TETSU @ 品達


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