土曜の昼、自分でご飯を作る気にならなかったので、近所の店で食事を採る事にする。

最初激安で旨いとんかつ屋が頭に浮かんだが、すぐに今年2月にオープンしたつけ麺専門店のことを思い出し路線変更となった。


ひばりヶ丘駅の北口から1分ほどのところに、そのつけ麺専門店『泉屋』はある。
無駄を排した潔い佇まいは好感が持てると同時に、「味で勝負か?」と期待も膨らむ。
しかも営業時間が11時30分から15時までと短く、どことなく“こだわり”の匂いがしないでもないのだ・・・。

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丁度1席だけ空いていた店内は、L字カウンター8席のみと小さい。
でも店員が3人もいる、・・・多いよ・・・。

メニューは「つけそば」のみで、トッピングが数種類あるだけとシンプル。ただ、その「つけそば」が750円というのは、場所柄かなり強気な設定と言わざるを得ない。
こだわり故か、無駄な人件費を補うためかは不明だが、後者でないことを祈りつつ「つけそば中(1.5玉)」をオーダーする。ちなみに並と中は同価格で、並が330g、中が500g(各々茹で上がりの重量)。ボリュームは十分だ。

で、程なくして提供された「つけそば」はなかなかにイイ顔をしていてテンションが上がる。

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店オリジナルのせいろに上品に盛り付けられた麺と具材は見た目良し!非常に食欲をそそる。

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せいろの向かって右上隅には柚子の皮が置かれており、好みに合わせてつけ汁に入れることができる。
柚子は苦手な人もいるのでなかなかいい気配りだ。

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つけ汁は“和風つけ麺”を標榜しているだけあってベースのスープはすっきり目。しかし表面には鶏の脂と思われる油膜が張っており、コクも十分で物足りなさはない。

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そのつけ汁に、おそらく自家製と思われる中太のつやつやした麺を浸して啜る。
なかなか旨い。

今やつけ麺は、濃厚豚骨魚介と太麺という黄金の組み合わせが氾濫しているが、こういうすっきり系も捨てたもんじゃないな。

トッピングもそれぞれ出来が良く、特にチャーシューは一炙りされているので香りが良い。

これなら高めの価格設定も仕方ない気がするが、店員を1人減らして、夜の営業も開始すれば、700円くらいで提供できる気がしないでもない。しかしまあ、今後予想される食材の高騰を踏まえれば、今のうちに750円で客を掴んでおいた方が経営的には正しいかもしれない。

とにかく、ウチの近所にもこだわってそうなラーメン店ができた事は喜ばしいのだ。




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泉屋

今となっては色んなところに出来過ぎてありがたみの無くなったラーメンコンプレックス。
施設内の店舗が玉石混交ならば、施設そのものも玉石混交で、チェーン店を集めただけ?とがっかりするような施設もあるのが現状だ。
そのような数あるラーメンコンプレックスの中で、居並ぶ面子が光り輝いているのが京急品川駅のガード下にある『品達』だ。

『なんつっ亭』『せたが屋』『つけめんTETSU』『初代けいすけ』とかなり豪華なラインナップ(他にも『旭川ラーメンSaijo』『熊本ラーメンひごもんず』『支那そばきび』があります)。
以前来た時は『せたが屋』に入ったが、今回はつけめんが評判の『TETSU』で食べる。

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さすがに並んでいるが、待つのは織り込み済みだ。

外にある券売機で「つけめん大盛(850円)」の食券を買い、行儀良く列に並ぶ。

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多少行列してても、並んでいる時にオーダーを聞きに来てくれるので客の回転が速く、どんどん進むから問題ない。

あっさり店内に突入しカウンター席に座る。

これは余談だが、広いとは言えない店内ながらスタッフの数は8名。席数はおそらく30席弱と思われるから、かなりスタッフの数が多い。これが回転率の良さの秘訣か?

柏でラーメンを食べようと思って検索するとかなりの数の店がヒットし、しかも水準以上(僕の中での尺度)と思われる店が多いので選別するのも一苦労だ。

その中で今回訪れたのが佐貫大勝軒(茨城大勝軒)グループの『麺屋こうじ』。

この佐貫大勝軒グループは、今千葉辺りでは最も勢いのある一派だ。
名前から推察できる通り、東池袋の『大勝軒』で修行された方が独立し茨城に店を構えたのが始まりだが、その後『大勝軒』ブランドに留まらず、“二郎インスパイア系”の『角ふじ』ブランド、二郎と大勝軒の二毛作店『大黒屋本舗』ブランドなど、メニューや業態に応じて名前を変え展開している。
さらに直営店のみならず多くの独立者も輩出、松戸にある『とみ田』という怪物店も生み出した。

流行を捉えた味作りと、メディアを上手に利用した宣伝手法など、代表者の経営手腕は素晴らしいものがあるとしか言いようがないわけだが、そのグループの代表者の名前を冠したお店がこの『麺屋こうじ』なのだ。

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店は柏駅西口から徒歩4分のところにある。

この日は雨が降る寒い一日だったので、温かい『ラーメン(700円)』の食券を買いカウンターに座る。

この『麺屋こうじ』も昼は豚骨魚介系のラーメンを提供し、夜は二郎インスパイア系の角ふじラーメンを提供する二毛作店で、昼に食べられる豚骨魚介系のラーメンはその濃厚さがウリ。

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基本は豚骨などの動物系の出汁をを高濃度で抽出し、魚粉により強烈に魚介風味を効かせたタイプ。
但しその濃厚さといったら“ハンパない!”

その証拠に、同時に別容器で和風スープが提供される。

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これによって好みの濃さに調節が可能という訳だ。
でも、この和風スープ自体にも味付けがなされてるから味は薄まらない。なので薄口が好きな人はあしからず。

麺は太めのストレートタイプで、特濃の力強いスープと“がっぷり四つ”に組んでも負けない秀逸なものだ。
その他、炙って出される厚切りのチャーシューもメンマもすべて高レベル。
気付けば、特濃スープにもかかわらずスープを完飲していた。

さすがはグループの代表者の名前を冠するだけの事はあるのだ。
間違いなく良店!!





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麺屋こうじ


三鷹駅の南口周辺をブラついていると、白壁のかわいらしい店構えのラーメン店を発見する。

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明らかに新店とわかる新しい外観だが、中は結構混んでいる。

店先に置かれた「自家製麺」の看板からは、ポップな外観と字体には不釣合いな店主の意気込みが感じられ、ちょっと食べてみようという気になる。

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早速、小さめの暖簾をくぐり店内に入ると、フワ〜ンと『明星チャルメラ』っぽい匂いが鼻腔に飛び込んで来る。香りの強い煮干や鰹節の匂いが感じられないので、スープは魚介系主体ではない事は分かったが、どうもメインの材料が分からない。
とりあえず基本の「正油らーめん(630円)」の食券を買い、ラーメンが出来るまでの間“チャルメラ臭”の原因を推測することにする。

店内はカウンター6席、2人掛けのテーブルが2つと小さめ。その中で僕はカウンターの一番奥に座って厨房を覗く。
すると、どんぶりに注がれるスープが白濁していたので、豚骨か鶏の動物系であることはどうやら間違いないようなのだが、出来上がったものは絵の具を溶かしたような茶色をしている。

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やはり煮干や鰹節の存在は香りからは確認できないが、同時に豚骨特有の香りも無い・・・。
ただ、チャルメラっぽい香りはするのだ。う〜ん・・・。

スープを味わってみてもコレだと言えるモノは見つからず、見た目通り醤油の味が全面に感じられるだけ。かと言って塩辛いわけではなく、八丁味噌のような大豆が発酵した強烈な旨味が有る。かなり独特な味だが、“アリ”か“ナシ”からなら“アリ”だ。

麺は看板にある通り、いかにも自家製っぽい小麦の味が残ったタイプ。中太のストレートで僕の好みだ。
醤油の味とも相性が良く、麺もスープもバランスよく減っていく。
結局スープも9割がた飲み、ほぼ完食。なかなか面白い味だった。

でも最後まで“チャルメラ臭”のするスープの正体は分からず仕舞いだったのだ。




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なないろ


立川駅の近くには『ラーメンスクエア』というラーメンコンプレックスがあるので、立川で昼ごはんを食べる時はついつい足を運んでしまう。
駅から近い割には混んでないし、平均レベル以上の店が入っていると思われる(そうだと信じたいし、そうでなければ意味がない)から、まあ当たりがなくともハズレもないということで、勘に頼ってウロウロするよりは体力的にも精神的にも消耗は少なくて済むのだ。

その日も施設内は不安にならない程度に空いていて、僕の期待を裏切らない。

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店が違えば当然ベースとなるスープも味も違うので、その日の気分で選べるのがラーメンコンプレックスのいいところ。でも、大方いつもと同じような系統の味に落ちつくことの方が多い。店の数が多ければ益々その傾向は顕著だ。

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7軒ある店のうち、ちょっと気になる店(人)が・・・。

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石塚シェフと言えば、過去にTBSの『ガチンコ』というテレビ番組の「ガチンコラーメン道」という企画に参加していた人だ。当時は“イタリアン石塚”とか言われてたなぁ・・・。
番組が終わってからもラーメン屋さんとしていくつかお店を出していて、練馬にお店があった時は僕も行ったことがある。
今回立川には新規出店ということで、錚々たる方々からお祝いのメッセージが届いている。

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でも、師匠とも言うべき“ラーメンの鬼”こと佐野実氏からの祝電がないのはどういうわけか・・・。

まあそんなことはいいとして、今日食べるのは石塚シェフの店ではない。
今日は、“自作ラーメン界の雄”にゃみさんのお店だ。

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僕もラーメンを自作するが、このにゃみさんは自作ラーメン界ではかなりの有名人なのだ。
いわば“最強の素人”!(格闘技で言うところのボビーオロゴンみたいなもんか?)
そんな人がついに自分の店を出したとなれば、食べておかなくてはなるまい。